軽井沢ドリームハウス生活日誌

HOME > 10きょうの音楽 > 軽井沢大賀ホール2011春の音楽祭

軽井沢大賀ホール2011春の音楽祭

2011年5月 3日火曜日 21:44 | 4 Comments | 0 Trackback

毎年ゴールデンウィークが軽井沢のシーズンイン。

そのシーズンインにふさわしい恒例イベントが、

ようやく周囲の木々が芽吹き始めた軽井沢大賀ホールで開かれる

春の音楽祭。

20110503-1.jpg

でも今年はなんだかいつもと趣が異なります。

いつもなら、華やかな別荘族の方で、さながら社交場と化すロビーに、

今回はこのようなしつらえが。

20110503-3.jpg

ニュースでも報道された通り、この大賀ホールを私財で建築し、

軽井沢町に寄贈された元ソニー会長の大賀典雄さんが

この演奏会の直前、逝去されたのです。

大賀さんは今年の春の演奏会でも指揮されることになっていましたが、

体調を崩され、降板されることが急遽決まったそうで、

その後ほどなく、お亡くなりになってしまったそうです。

昨年春のこの演奏会では、風格ある大賀さんのエロイカを聴いたのですが

もうこの雄姿を拝見することはかなわなくなりました。

20110503-4.jpg

さらにもう一つ、震災直後と言うことで毎年恒例だったウィーン少年合唱団も

来日中止となり、5/5のコンサートは中止となりました。

 

そんないつもと趣が異なる今年の春の演奏会で我が家が出かけたのは

本日の小林研一郎指揮東京フィルハーモニー交響楽団の

ブラームスの交響曲第4番。

20110503-2.jpg

前プロはヨハン・シュトラウスの春の声、中プロでブラームスの

ハンガリー舞曲第1番と第5番、それにリストのハンガリー狂詩曲第2番という

こちらはちょっと軽めのプログラムですが、中欧圏での指揮歴が長いコバケンにとって

どれも十八番中の十八番で、とても期待できます。

さらにもう一つ、小林研一郎さんのご出身は福島県いわき市の小名浜。

震災で大きな被害を受けた地区の一つでもあり、

東日本大震災被災者支援と銘打たれた今回のコンサートで、

いつものほとばしる情熱が、さらに熱いものとなってほとばしるのではと、

その点でもとても期待していました。


しかし、予想に反して前プロの春の声は実に自然体の演奏。

もちろん、気合いのうなり声は所々鳴り響きますが、軽井沢に春を届ける

軽やかでしなやかなな春の声です。

そして、ハンガリー舞曲とハンガリー狂詩曲はまさに自家薬籠中の演奏で、

こちらも見事なコバケンワールドが繰り広げられました。

 

そしてメインとなったブラームスの4番。

これも、予想よりは自然体な演奏。でも、やはりコバケン節炸裂で、

2楽章では感動してちょっと涙ぐんでしまいました。すばらしかった!

そしてアンコールはダニーボーイ。こちらも感動的でした。

 

本来ならば明日は大賀典雄さん指揮のウインナワルツ中心のコンサートでしたが

このコンサートも小林さんが指揮されます。演目も変更され、メインは

ドヴォルザークの新世界。しまった、こちらもチケット買えばよかった・・・と

ちょっと後の祭りです。

20110503-5.jpg

いずれにしても、軽井沢にこんなすばらしい贈り物を遺してくださった

亡き大賀典雄さんに心から感謝しましょう。合掌。

 

 

うちもこの週末はもう一回花見するよという方は

こちらからポチッと!

にほんブログ村 住まいブログ ログハウス・セルフビルドへ

banner_03.gif

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://karuizawa.sakura.ne.jp/mt5/mt-tb.cgi/6948

コメント(4)

再開待っていました
軽井沢の情報楽しみにしています
私の拙いプログも震災後まだ休眠中ですがそろそろ開始をしなければと思っています
今週久々に北軽井沢に行ってきましたが、例年なら咲いている桜もまだ開花していなく残念でした

先日本屋で立ち読みしていたら雑誌に出られているのをみました
。想像していたイメージとは・・・。

44kazuさん こんばんは
大変ご無沙汰しております。ようやく再開となりました。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
北軽井沢では桜がまだなのですか?
軽井沢も、ようやく満開になりそうな感じです。
でもやはり1週間遅いですね。
我が家は明日の朝、軽井沢植物園に
花見に行こうと思っています。

svetlaさん、おはようございます。
MT5、いろいろと大変そうですね。当方、運営している協会のHPは、次の更新からは最近評判の良いと聞くWordPressにしようと思っています。
ところで軽井沢音楽祭、ヨハンは初日の堤剛さんのチェロリサイタルに行きました。堤さんは、斉藤秀雄さんのお弟子さんとして軽井沢にも縁の深い方と思いますが、初めてCBSソニーからクラシックをリリースしたアーチストとして大賀さんとの縁も深く、リサイタルもプログラムには無い、バッハの無伴奏5番サラバンドを大賀さんの追悼演奏として始まり、堤さんの丁寧な楽曲解説も大賀さんとの思い出が多く語られました。コダーイの大曲(難曲)もすばらしい好演で、アンコールは勿論カザルスの「鳥の歌」。最後にバッハの3番のブーレを滑らかに演じられてリサイタル終了。モンターニャ作の名器チェロの無伴奏の響きが大賀ホールにすばらしく響き渡る至福の時間でした。
大賀さん、本当にすばらしいホールをありがとう。合掌。


ヨハンさん こんばんは
そうなんです、MT5の設定、まだよくわからなくて・・・
まだまだ工事中です。今度はつぶさないように
気をつけないといけませんね。
堤剛さんのコンサート、よかったのですね。
私も、黛敏郎の「BUNRAKU 文楽」をやるというので、
ちょっと食指が動きかけたのですが、
コバケンの魔力にはかなわず、こちらを予約してしまいました。
大賀さんが亡き後の来年のコンサートは、
いったいどういう方向性になるのでしょう?
軽井沢に春の訪れを告げる本当によい企画ですので、
是非来年も期待したいですね。

Copyright © 軽井沢ドリームハウス生活日誌 All Rights Reserved.