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サイトウ・キネン・フェスティバル松本が閉幕

2012年9月10日月曜日 22:34 | 0 Comment | 0 Trackback

ということで、昨晩書ききれなかった、
サイトウ・キネン・フェスティバル松本の件です。
20周年という節目の年ながら、総監督の小澤征爾さんが
病気療養中のため、はじめから不在となった今年のフェスティバル。
これまでは、とにかくプラチナチケットとなることが多い音楽祭で、
私も2009年に一度聴きに行くことが出来たきり、
毎年チケット確保に失敗していたのですが、
今年は小澤さんもいないし、少しはチケットとりやすいかな・・・
と思ったのは全く考えが甘く、
お目当てだった8/26のハーディング指揮のアルプス交響曲は、
チケット確保に敢えなく失敗してしまいました。

ま、仕方がないか・・・とあきらめがついたところで、
追加発売になったのが、先週9/7と9/9に開催された、
20周年記念スペシャルコンサート。
プログラムを見ると、
サイトウキネンオーケストラによるコリオラン序曲、
プロコフィエフの古典交響曲、ベートーヴェンの合唱幻想曲のほか、
若手演奏家で結成する小澤征爾音楽塾オーケストラによる
ヘンゼルとグレーテル序曲にラヴェルのマ・メール・ロワ、
さらにはスズキメソードの生徒さんによる演奏と
映像で振り返る20年と、かなり盛りだくさんなガラコンサート的な
雰囲気のコンサート。
お目当てのアルプス交響曲とはだいぶ雰囲気が違いそうでしたが、
それでも、フェスティバルの最終日を飾るコンサートだし、
何より松本の町を挙げた祝祭的な雰囲気も味わってみたかったので、
早々にチケットを確保し、昨日いそいそと松本に向かいました。
まだご紹介していませんが、先週諏訪の新作花火のあとも
松本に立ち寄って帰ってきたので、
2週連続の松本です。
今回も下道で、三才山トンネルを抜けて、
1時間半ほどで松本に到着しました。

会場の旧松本文化会館は、今年からネーミングライツを販売し、
キッセイ文化ホールと名前が変わっていました。

20120909-3.jpg

相変わらず、華やかな飾り付けが、雰囲気を盛り上げます。

20120909-1.jpg

さて、肝心の演奏ですが、
まずは、ルドヴィック・モルロー指揮による、
ベートーヴェンのコリオラン序曲からスタート。
モルローは実演はもちろん、そもそも初めて演奏を聴く指揮者ですが、
なかなか手堅く演奏をまとめるタイプの指揮者と見受けました。
ごくごくオーソドックスな解釈のコリオランでしたが、
さすがは小澤総監督のお眼鏡にかなった指揮者と言うべきか、
縦の線がビシッとあったなかなかドライブ感のある演奏でした。
何より、さすがはサイトウキネン。弦も管も打楽器も熟練の音です。

そして、何より素晴らしかったのがこの指揮者による
プロコフィエフの古典交響曲。
プロコフィエフの曲は、すべての楽器が細かい音を弾いて、
しかも、一つの旋律が様々な楽器に受け渡される
精密機械のような曲が多いのですが、
この古典交響曲はその典型。
へたっぴなオーケストラがやると、
細かい音符を一生懸命追おうとするためか、
崩壊寸前になりそうなときもあって、
聞いている方がはらはらしてしまうこともあるのですが、
さすがはサイトウキネン、音の粒がそろっていて、
一音たりともゆるがせにしない感じです。
1楽章は、個人的な好みより少しゆったり目のテンポでしたが、
4楽章は指揮者のラテンの血が騒いだのか、
かなりのスピードで演奏。
それでも全く崩壊することなく、実演でこれまで聴いた中では
最良の演奏でした。

そして、今回何より驚いたのが
第2部冒頭で登場したスズキメソードの生徒さんたち。
なんだか歩くのもおぼつかないおちびちゃんから
中学校ぐらいまでの生徒さんが、
チェロではフォーレのエレジー、
ヴァイオリンではメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲3楽章と
ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲の第1楽章を
それぞれ演奏したのですが、音程も早いパッセージも
ぴたりと合っています。
小澤総監督が、日本の音楽が世界に通用するのは、
このスズキメソードにより育った生徒さんたちが支えているから、
ということで、今回招かれたそうですが、
確かに驚きの演奏した。

最後のベートーヴェンの合唱幻想曲では、ピアノソロに
なんとピーター・ゼルキンが登場。
普段はなかなか聴かない、地味な曲目ではありましたが、
第9の原型とも言われる曲は、
記念の年の最後のコンサートを締めくくるのに
とても良い選曲だったように思います。

サイトウ・キネン・フェスティバル松本の素晴らしいのは、
町を挙げた祝祭的な感じと言いましたが、
終演後はこの日登場した演奏者300人あまりが
一人ずつ小さな花を持って舞台に勢揃い。
華やかに閉幕となりました。

そしてこの花は、なんと帰りのロビーで来場者一人ずつに配布。

20120909-4.jpg

何とも心温まるコンサートとなりました。
もちろん我が家もしっかりいただいて帰ってきました。

20120909-7.jpg

しかし、盛りだくさんなプログラムのおかげで、
16:00開演のコンサートが終わったのは、
19:00近くになってから。
既に辺りは真っ暗になっていました。

20120909-5.jpg

本当はちょっと松本市内まで出直して、
食事でもしてこようかなと思ったのですが、
予定変更。浅間温泉でひとっ風呂浴びて、
軽井沢に帰ることとしましたが、
その話題は長くなるので、また明日。

サイトウ・キネン・フェスティバル松本、やはり素晴らしい
フェスティバルです。来年も何とかチケットを確保して、
聴きに来たいと思います。そして小澤さんの指揮姿も!
一日も早くお元気になられますように。


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